• "運航スケジュール"(/)
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  1. 八戸市議会 2011-09-22
    平成23年 9月 港湾振興・震災対策特別委員会-09月22日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成23年 9月 港湾振興震災対策特別委員会-09月22日-01号平成23年 9月 港湾振興震災対策特別委員会   港湾振興震災対策特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成23年9月22日(木)午前10時05分~午前10時36分 第3委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 議 題   1 八戸定期航路就航状況について   2 八戸小口混載貨物輸送サービスについて   3 八戸東南アジアコンテナ定期航路交流ミッション2011について   4 仮設施設整備事業について   5 八戸セミナー2011の開催について   6 海外販路拡大事業について   7 八戸復旧復興方針について   8 八太郎北防波堤復旧状況について   9 市所管施設等復旧状況について  ────────────────────────────────────── 出席委員(9名)
     委員長  藤 川 優 里 君  副委員長 田 中   満 君  委 員  三 浦 隆 宏 君   〃   松 田   勝 君   〃   立 花 敬 之 君   〃   前 澤 時 廣 君   〃   伊 藤 圓 子 君   〃   五 戸 定 博 君   〃   大 館 恒 夫 君 欠席委員なし委員外議員なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  商工労働部長         沼 畑 龍 男 君  農林水産部長         工 藤 良 弘 君  商工労働部次長産業振興課長 大 平   透 君  農林水産部水産事務所長    石 塚 勝 栄 君  建設部次長          赤 石 和 夫 君  建設部副理事兼港湾河川課長  小 岩 利 弘 君  農林水産部水産振興課長    磯 嶋 美 徳 君  建設部港湾河川課参事     中 村 隆 彦 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  副参事(議事グループリーダー) 秋 山 直 仁  ──────────────────────────────────────    午前10時05分 開会 ○藤川 委員長 本日は全員出席であります。  なお、岩藤建設部長は欠席ですので、御報告いたします。  ただいまから港湾振興震災対策特別委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  1 八戸定期航路就航状況について  2 八戸小口混載貨物輸送サービスについて  3 八戸東南アジアコンテナ定期航路交流ミッション2011について  4 仮設施設整備事業について  5 八戸セミナー2011の開催について  6 海外販路拡大事業について ○藤川 委員長 それでは、本日の議題に入ります。  初めに、八戸定期航路就航状況についてから、海外販路拡大事業についてまでを一括して御報告願います。 ◎大平 商工労働部次長産業振興課長 それでは、八戸定期航路就航状況について御説明を申し上げます。  お手元の資料をごらんいただきたいと思います。  前回、6月の当委員会におきまして、東日本大震災の影響により運航を中止しておりました八戸港の各コンテナ定期航路再開状況について御報告をいたしましたが、その後の就航状況について御説明いたします。  各コンテナ定期航路については、基本的に前回御報告したとおりでございますが、中国・韓国航路に関しましては、運航しております南星海運株式会社が仙台港への寄港を再開したことに伴い運航スケジュールを再編した影響によりまして、寄港地が一部変更になっておりますが、週1便の寄港には変更はないものでございます。  なお、現在、中国・韓国航路東南アジア航路とも八戸港で折り返し、日本海側運航するルートとなっております。  次に、震災前に内航フィーダー航路運航しておりました株式会社横浜コンテナライン、鈴与海運株式会社の各航路についてでございますが、定期運航が可能な集荷が整い次第、再開される見通しであると伺っております。  次の本州と北海道の物流を担う重要な航路でありますフェリー航路につきましては、フェリーターミナル復旧によりまして、去る7月11日から震災前と同様の1日4便のスケジュール運航を再開しております。  ローロー船航路につきましては、名古屋航路川崎航路とも震災前と同様の航路、期間で運航をしている状況でございます。  今後でございますが、船会社港湾管理者を初め関係者と連携をしまして、八戸港の復興あるいは安全性をPRして貿易振興及び物流の拡大につなげてまいりたいと考えております。  次に、八戸小口混載貨物輸送サービスについて御報告いたします。  この事業でございますが、船会社運航するコンテナ船を利用し、複数の荷主の小口貨物事業者が取りまとめた上、1本のコンテナに仕立てて輸出入を行うものでございます。  小口貨物いわゆるLCLといいますのは、通常コンテナ1本に満たない貨物のことでございまして、この場合は複数の荷主の貨物が1本のコンテナに混載された状態で輸出入が行われるものでございます。  LCL事業者は、輸入につきましては大阪に本社があります三統株式会社平成21年9月より事業を行っております。  また、輸出につきましては、東京都に本社がありますジャパン・バン・ラインズ株式会社が先月8月29日より韓国釜山向けサービスを開始したところでございます。これによりまして、釜山港経由で世界約70カ所へ配送が可能となるものでございます。  利用航路につきましては、輸入・輸出とも南星海運株式会社運航いたします中国・韓国航路を利用するものでございます。  それぞれの港から八戸港までのおおむねの所要日数資料のとおりでございます。  八戸港での集荷を図るため、八戸国際物流拠点化推進協議会では、荷主向けLCL事業者向け支援制度を設けております。  支援内容でございますが、八戸小口混載貨物輸送補助金荷主向けでございまして、八戸港でのLCL集荷を図ることを目的に創設したものでございまして、小口貨物1立米もしくは1トン当たり3000円を補助するものでございます。  次の八戸小口混載貨物サービス事業支援助成金でございますが、LCL事業者向けとしてコンテナ1本の輸送に対しまして5万円を助成するものでございます。  今後とも事業者と連携を図りながら、当地域小口貨物の需要の掘り起こしですとか荷主に対するPRに努めまして、貿易振興を図ってまいりたいと考えております。  続きまして、八戸東南アジアコンテナ定期航路交流ミッションについて御説明いたします。  当ミッションの主催は八戸国際物流拠点化推進協議会でございまして、協議会会長でございます市長を団長といたしまして、10月22日から29日までの7泊8日の日程でベトナムのホーチミンとシンガポールを訪問いたします。  当ミッションの主な目的といたしましては、船会社表敬訪問及び港湾視察現地調査等によります県産品輸出促進及び安全性のPR、情報交換会開催によります八戸港の復興のPRの3点でございます。  ベトナムにつきましては、経済発展著しい同国の現状を視察しまして、販路開拓可能性を探ること、シンガポールにつきましては、震災後、太平洋沿岸港に対する海外船社の懸念や不安の声が聞かれる中、東南アジア航路八戸港に寄港しておりますPIL社の本社を訪問いたしまして、従来の協力関係を確認、強化することが主眼でございます。  なお、八戸港とベトナム貿易につきましては、コンテナ定期航路で主に釜山、香港で積みかえて輸出入がされておりまして、2010年の実績でございますが、輸出取扱量が121TEU、主な品目でございますが、ゴム製品水産品紙パルプ繊維などでございまして、輸入のほうの取扱量は74TEU、主な品目でございますが、原材料、工業部品日用品等となっております。  シンガポールについても同様に、コンテナ定期航路からの接続によりまして輸出入をされております。昨年の輸出取扱量は77TEU、うち主な品目は、紙パルプ繊維機械部品等輸入取扱量製造食品、1TEUとなっております。  続きまして、仮設施設整備事業について御説明を申し上げます。  当事業でございますが、独立行政法人中小企業基盤整備機構によります東日本大震災を受けて制度化された支援策でございまして、予算規模といたしましては、第1次補正で10億円、第2次補正で215億円の規模となっております。  事業内容でございますが、中小機構市町村の要請に基づきまして、店舗、事務所工場等仮設施設整備いたしまして、市町村を通じて被災した事業者に貸与するものでございます。  建設された仮設施設につきましては、一定の貸与期間を経た後、中小機構から市へ無償譲渡されることとなりますが、最終的には、さらに市から入居事業者仮設施設を無償譲渡する予定となっております。  仮設施設完成イメージにつきましては、お手元の仮設施設整備事業ガイドブックの4ページに掲載されております写真をごらんいただきたいと思います。さまざまなタイプがございます。  仮設施設整備のフローにつきましては、別紙の資料をあわせてごらんいただきたいと思います。  まずは、当市から中小機構に対しまして、地元の要望を取りまとめまして、①のエントリーシートを提出いたしますと、②になりますが、中小機構事業推進会議により承認されました案件について現地調査設計協議が行われます。設計協議が整った時点で③といたしまして、当市地権者との間で土地使用貸借契約を締結いたします。その後、④、⑤、⑥の手続を経まして、⑦建築確認申請後、着工となります。  竣工後、⑧といたしまして、当市中小機構建物使用貸借契約を締結いたしまして、中小機構仮設施設当市に無償貸与いたします。これを受けまして、⑨になりますが、入居事業者が建物の使用貸借契約を締結しまして、当市仮設施設入居希望者に無償で転貸をしまして、この時点から仮設施設への入居が開始いたします。  仮設施設は、中小機構が最長1年間所有した後、⑩ですが、当市に無償譲渡することになります。  さらに、仮設施設整備後、5年間の譲渡制限期間がございますが、それを経まして、最後の⑪のところでございますが、入居事業者仮設施設を無償譲渡する予定でございます。  なお、市の財産であります仮設施設事業者に無償譲渡する際には議会の議決が必要となりますので、その節にはよろしくお願いしたいと思います。  当事業におけます現在進行中の案件といたしましては、表にありますように、三菱製紙の関連企業5社の工場、倉庫、事務所建設市川漁協の倉庫、事務所建設の2つの案件があります。この2件につきましては、10月末から12月の入居開始に向けて今現在、事業が進められております。  そのほか、課題の整理中の案件でございますが、八戸港湾運送、八戸みなと漁協鮫浦漁協南浜漁協案件がございまして、現在、関係者協議を進めているところでございます。  続きまして、八戸セミナー2011の開催についてでございます。  八戸市、八戸国際物流拠点化推進協議会八戸企業誘致促進協議会の主催によりまして、震災からいち早く立ち上がる八戸港の利用促進及び当市立地環境優位性首都圏及び中部圏企業にPRすることを目的といたしまして、7月26日には名古屋、27日には東京で八戸セミナー2011を開催したところでございます。  セミナーでは、主催者から、八戸市や八戸港の概要、被災の状況を初め、八戸港の利用促進ですとか企業誘致を図るための産業振興策を紹介いたしまして、また、八戸高専校長先生ですとか、当市事業所を開設していただいております企業様方から基調講演をしていただいたところでございます。  また、後半の情報交換会の場におきましては、個別に八戸市や八戸港の紹介を行うなど、さらなるPRを行ったところでございます。  名古屋会場で131人、東京会場では439人の皆様に御出席をいただいております。  なお、両会場には、御多用にもかかわらず、当委員会藤川委員長、田中副委員長にも御参加をいただきました。まことにありがとうございます。  このセミナーを通じまして、八戸港及び八戸市のコンテナ集荷を初めとする貿易振興策あるいは立地環境優位性につきまして、多くの方々に関心を持っていただけたものと思っております。  今後も、セミナーに御出席いただきました皆さんと連携をとりながら八戸港の貿易促進あるいは企業誘致促進に努めてまいりたいと考えております。  次、最後ですが、6の海外販路拡大事業について御報告いたします。  今年度、八戸国際物流拠点化推進協議会におきまして、財団法人むつ小川原地域産業振興財団からの助成の採択を受けまして、地場産品海外販路開拓市場リスクの分散、青森県産食品の安全性のPRのために2つの海外展示会に出展をしたところでございます。  1つ目でございますが、フードタイペイ2011でございます。こちらは台湾内から4万3000人、国外84カ国から約4300人が参加いたしますアジア最大規模食品関係見本市でございまして、6月22日から25日の間、台湾の台北市において開催されまして、八戸地域からは5社が参加しております。  商談会状況でございますが、商談件数が述べ33件、取引成立が1件、継続案件が延べ13件となっております。また、当方のブースには延べ3306名の方々が来場していただいたところでございます。  取引が成立した案件でございますが、有限会社アルパジョンチーズケーキでございまして、8月上旬に台湾に向けて商品が輸出されまして、台北市内の百貨店あるいはインターネットで通信販売されているというふうに聞いております。  2つ目は、香港フードエキスポ2011でございます。こちらは24カ国と地域から600人以上の出展者が参加しまして、73の国と地域から1万1500人を超えるトレードバイヤーが来場する食品関係見本市でございまして、8月11日から13日、中国香港特別行政区において開催されまして、こちらにも八戸地域から5社が参加しております。  商談会状況でございますが、商談件数が延べ62件、取引が成立したものは現時点ではまだございませんが、継続案件が延べ35件となっております。  また、当方のブースには、延べ2661名の方々が来場しております。  今後でございますが、両事業のフォローを行うことは無論でございますが、今回の経験、ネットワークを生かしまして、関係機関と協力をしましてさらなる貿易振興に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○藤川 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    藤川 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  ──────────────────────────────────────  7 八戸復旧復興方針について  8 八太郎北防波堤復旧状況について ○藤川 委員長 次に、八戸復旧復興方針について及び八太郎北防波堤復旧状況についてを一括して報告願います。 ◎小岩 建設部副理事兼港湾河川課長 それでは、八戸復旧復興方針について説明させていただきます。  資料の1ページをお開きください。  3月11日に発生した東日本大震災により、八戸港は防波堤の倒壊、岸壁の損傷など甚大な被害を受けましたが、今後の八戸港の再生に当たって、国、青森県、八戸市、港湾利用者等協議し、復興策を取りまとめる八戸復興会議が設置されました。  5月23日に第1回会議が開催され、8月4日の第3回会議において復旧復興に取り組んでいくための共通の方針として八戸復旧復興方針が策定されました。  方針については、Ⅰ、早期かつ適切な港湾物流機能復旧、Ⅱ、ハードソフトを合わせた総合的な津波地震防災対策、Ⅲ、新たな取り組みによる港の復興の3項目となります。  資料の2ページをお開きください。  八戸復旧復興方針項目ごとにそれぞれ説明します。  Ⅰ、早期かつ適切な港湾物流機能復旧では、おおむね2年以内を目指して八太郎北防波堤航路泊地荷役施設などの港湾施設早期復旧を行うこと。また、港湾施設復旧復興進捗情報の発信を行い、大気・海水の放射線量情報提供による風評被害の解消に努めることとしております。  Ⅱ、ハードソフトを合わせた総合的な津波地震防災対策では、津波防護ラインの設定や津波防災のための施設整備津波による流出防止対策、今回のような最大クラス津波への備え、さらにはソフト対策として、官民一体となった防災体制の構築、港湾BCP策定避難施設の確保の検討を行うこととしております。  Ⅲ、新たな取り組みによる港の復興では、増加し続けるコンテナ貨物に対応して、コンテナターミナル機能強化を検討することや、増加する大型船舶に対応した港湾機能の確保を検討することとしております。  資料の3ページをごらんください。  こちらは、Ⅰの早期かつ適切な港湾物流機能復旧に関する港湾施設復旧スケジュールとなります。  それと、別冊で「八戸復旧復興方針」をお配りしてありますので、詳細についてはこちらをごらんいただければと思います。  以上で、八戸復旧復興方針についての説明を終わります。  続きまして、八太郎北防波堤復旧状況について説明いたします。  資料の4ページをお開きください。  ページ左下の写真は、北防波堤被災状況ですが、手前から順にハネ部中央部、基部となります。  中央部は、八戸港の主要貨物であるコンテナフェリー飼料等を取り扱う八太郎地区に対して、ハネ部は、鉱石、石油等を取り扱う河原木地区に対し、それぞれ岸壁前面及び航路泊地静穏度を確保しておりました。  今回の津波を受け、防波堤の本体であるケーソンが転倒や横ずれを起こし静穏度を確保できない事態に陥っており、入港できない、あるいは沖待ちする船舶や荷役障害が発生しております。  ページ右側段階的施工のイメージ図をごらんください。  国土交通省は、6月23日から中央部復旧工事に着手しておりますが、復旧手順としては、まず消波ブロックの積み上げによる応急復旧を行い、八太郎地区静穏度の改善を図り、その後、段階的にケーソンの設置を進め、平成24年度内の概成を目指しております。ハネ部については平成25年度内の概成を目指すとのことです。  資料の5ページをお開きください。  復旧工事進捗状況について御説明いたします。  消波据えつけ工事は、6月23日から新設する消波ブロックの製作に着手し、7月11日からは倒壊した消波ブロックの移設に着手しております。平成24年1月末までの完了を目指しているところです。  ブロックの据えつけは約1万1000個を予定しておりまして、崩れたブロックの移設はそのうち約4000個、新設する消波ブロックは約7000個を予定しているということです。  ブロック据えつけ作業は起重機船4隻で施工しておりまして、9月10日現在で据えつけ延長約760メートルの40%に当たる約330メートルの据えつけが完了しております。  消波ブロックの据えつけ完了後はケーソンの据えつけに着手しまして、平成24年度内の据えつけ完了を目指すこととしております。  下の写真をごらんください。  消波ブロック据えつけの進捗状況ですけれども、赤い線が消波ブロック据えつけが完了した部分となっております。  資料の6ページをお開きください。  最後になりますけれども、消波据えつけ工事施工方法について、若干専門的な部分がありますけれども御説明させていただきます。  初めに、消波ブロック移設について説明いたします。  災害により崩れたブロックを、ブロックの状態を一つ一つよく確認しながら、港外側から潜水士により玉掛けを行い、起重機船により1個ずつ撤去していきます。撤去したブロックは、赤い点線部分で示しております据えつけ範囲内に据えつけ状態を確認しながら1個ずつ移設していきます。  次に、②の新設するブロックの据えつけについて説明いたします。  新設の消波ブロックは、製作ヤードからクローラクレーンとトレーラーを使用しまして岸壁まで運搬、仮置きしまして、起重機船にてブロックを積み込んで施工場所まで海上運搬します。  ブロックの据えつけは、起重機船潜水士で据えつけ範囲内に1個ずつ位置を確認しながら据えつけを行っていくものでございます。  以上、八太郎北防波堤復旧状況についての説明を終わります。 ○藤川 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤川 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  ──────────────────────────────────────  9 市所管施設等復旧状況について ○藤川 委員長 次に、市所管施設等復旧状況について報告願います。 ◎磯嶋 水産振興課長 それでは、市所管施設等復旧状況について御説明いたします。  お手元の資料をごらん願います。  施設ごとに6月の復旧状況と対比する形で、一番右側の欄でございますが、現在の状況を記載しております。  まず、魚市場関係につきましては、第一から第三魚市場及び卸売場につきましては復旧済みとなっておりまして、盛漁期に入り本格化している水揚げに対応できております。  また、荷捌き所A棟及びB棟増築分につきましては、建物本体被害状況調査が完了しております。A棟の魚体搬送設備製氷設備被害状況は現在まだ調査中でございます。今後、この調査結果を踏まえ、復旧のための実施設計を行いまして、12月補正予算復旧工事費を計上したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、八戸水産会館でございますが、現在、復旧工事を進めているところでございます。設計等に時間を要したところがございまして、復旧予定が6月時点で10月末としておりましたが、これが1カ月ほど延びまして、11月末となっております。  第一種漁港、南浜地区の5つの漁港でございますが、これにつきましては6月議会の後、潜水調査等により判明した被災箇所等がございまして、この復旧工事に係る補正予算を本定例会に上程しております。年度内には復旧する予定となっております。  なお、資料にはございませんが、この他、水産関係復旧に関しまして、市内の水産加工業冷凍冷蔵業製造業及び輸送業等企業による水産業グループ中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業の採択を受けており、復旧を進めております。  また、漁協関係につきましても、水産業共同利用施設復旧支援事業による機器取得費への補助や仮設施設整備事業による組合事務所等整備ほか、共同利用漁船等復旧支援対策事業による代船取得への補助等、国の復旧支援制度を活用した復旧が進められているところでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○藤川 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○藤川 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。  以上で本日予定しておりました議題はすべて終了いたしました。  そのほか御質問等ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○藤川 委員長 ないようですので、港湾振興震災対策特別委員会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前10時36分 閉会...