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八戸市議会
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2011-09-22
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平成23年 9月 港湾振興・震災対策特別委員会-09月22日-01号
平成23年 9月 観光開発特別委員会-09月22日-01号
平成23年 9月 都市基盤整備推進特別委員会−09月22日-01号
平成23年 9月 広域連携推進特別委員会−09月22日-01号
平成23年 9月 民生協議会−09月22日-01号
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八戸市議会 2011-09-22
平成23年 9月 港湾振興・震災対策特別委員会-09月22日-01号
取得元:
八戸市議会公式サイト
最終取得日: 2023-06-10
平成
23年 9月
港湾振興
・
震災対策特別委員会-
09月22日-01
号平成
23年 9月
港湾振興
・
震災対策特別委員会
港湾振興
・
震災対策特別委員会記録
──────────────────────────────────────
開催日時
及び場所
平成
23年9月22日(木)午前10時05分~午前10時36分 第3
委員会室
────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 ● 議 題 1
八戸
港
定期航路
の
就航状況
について 2
八戸
港
小口混載貨物輸送サービス
について 3
八戸
港
東南アジアコンテナ定期航路交流ミッション
2011について 4
仮設施設整備事業
について 5
八戸セミナー
2011の
開催
について 6
海外販路拡大事業
について 7
八戸
港
復旧
・
復興方針
について 8
八太郎北防波堤
の
復旧状況
について 9
市所管施設等
の
復旧状況
について ──────────────────────────────────────
出席委員
(9名)
委員長
藤 川 優 里 君 副
委員長
田 中 満 君 委 員 三 浦 隆 宏 君 〃 松 田 勝 君 〃 立 花 敬 之 君 〃 前 澤 時 廣 君 〃 伊 藤 圓 子 君 〃 五 戸 定 博 君 〃 大 館 恒 夫 君
欠席委員
(
なし
)
委員外議員
(
なし
) ──────────────────────────────────────
出席理事者
商工労働部長
沼 畑 龍 男 君
農林水産部長
工 藤 良 弘 君
商工労働部次長
兼
産業振興課長
大 平 透 君
農林水産部水産事務所長
石 塚 勝 栄 君
建設部次長
赤 石 和 夫 君
建設部
副理事兼
港湾河川課長
小 岩 利 弘 君
農林水産部水産振興課長
磯 嶋 美 徳 君
建設部港湾河川課参事
中 村 隆 彦 君 ──────────────────────────────────────
出席事務局職員
副参事(
議事グループリーダー
) 秋 山 直 仁 ────────────────────────────────────── 午前10時05分 開会 ○
藤川
委員長
本日は
全員出席
であります。 なお、
岩藤建設部長
は欠席ですので、御
報告
いたします。 ただいまから
港湾振興
・
震災対策特別委員会
を開きます。 ────────────────────────────────────── ● 議 題 1
八戸
港
定期航路
の
就航状況
について 2
八戸
港
小口混載貨物輸送サービス
について 3
八戸
港
東南アジアコンテナ定期航路交流ミッション
2011について 4
仮設施設整備事業
について 5
八戸セミナー
2011の
開催
について 6
海外販路拡大事業
について ○
藤川
委員長
それでは、本日の議題に入ります。 初めに、
八戸
港
定期航路
の
就航状況
についてから、
海外販路拡大事業
についてまでを一括して御
報告
願います。 ◎大平
商工労働部次長
兼
産業振興課長
それでは、
八戸
港
定期航路
の
就航状況
について御
説明
を申し上げます。 お手元の
資料
をごらんいただきたいと思います。 前回、6月の当
委員会
におきまして、
東日本大震災
の影響により
運航
を中止しておりました
八戸
港の各
コンテナ定期航路
の
再開状況
について御
報告
をいたしましたが、その後の
就航状況
について御
説明
いたします。 各
コンテナ定期航路
については、基本的に前回御
報告
したとおりでございますが、中国・
韓国航路
に関しましては、
運航
しております
南星海運株式会社
が仙台港への寄港を再開したことに伴い
運航スケジュール
を再編した影響によりまして、
寄港地
が一部変更になっておりますが、週1便の寄港には変更はないものでございます。 なお、現在、中国・
韓国航路
、
東南アジア航路
とも
八戸
港で折り返し、
日本海側
を
運航
するルートとなっております。 次に、
震災
前に内
航フィーダー航路
を
運航
しておりました
株式会社横浜コンテナライン
、鈴与
海運株式会社
の各
航路
についてでございますが、
定期運航
が可能な集荷が整い次第、再開される見通しであると伺っております。 次の本州と北海道の
物流
を担う重要な
航路
であります
フェリー航路
につきましては、
フェリーターミナル
の
復旧
によりまして、去る7月11日から
震災
前と同様の1日4便の
スケジュール
で
運航
を再開しております。
ローロー船航路
につきましては、
名古屋航路
、
川崎航路
とも
震災
前と同様の
航路
、期間で
運航
をしている
状況
でございます。 今後でございますが、
船会社
や
港湾管理者
を初め
関係者
と連携をしまして、
八戸
港の
復興
あるいは
安全性
をPRして
貿易
の
振興
及び
物流
の拡大につなげてまいりたいと考えております。 次に、
八戸
港
小口混載貨物輸送サービス
について御
報告
いたします。 この
事業
でございますが、
船会社
が
運航
する
コンテナ船
を利用し、複数の荷主の
小口貨物
を
事業者
が取りまとめた上、1本の
コンテナ
に仕立てて
輸出入
を行うものでございます。
小口貨物
いわゆる
LCL
といいますのは、
通常コンテナ
1本に満たない貨物のことでございまして、この場合は複数の荷主の貨物が1本の
コンテナ
に混載された状態で
輸出入
が行われるものでございます。
LCL事業者
は、輸入につきましては大阪に本社があります三
統株式会社
が
平成
21年9月より
事業
を行っております。 また、輸出につきましては、東京都に本社があります
ジャパン・バン・ラインズ株式会社
が先月8月29日より
韓国釜山向け
の
サービス
を開始したところでございます。これによりまして、釜山港経由で世界約70カ所へ配送が可能となるものでございます。
利用航路
につきましては、輸入・輸出とも
南星海運株式会社
が
運航
いたします中国・
韓国航路
を利用するものでございます。 それぞれの港から
八戸
港までのおおむねの
所要日数
は
資料
のとおりでございます。
八戸
港での集荷を図るため、
八戸
港
国際物流拠点化推進協議会
では、
荷主向け
と
LCL事業者向け
に
支援制度
を設けております。
支援内容
でございますが、
八戸
港
小口混載貨物輸送補助金
は
荷主向け
でございまして、
八戸
港での
LCL集荷
を図ることを目的に創設したものでございまして、
小口貨物
1立米もしくは1トン当たり3000円を補助するものでございます。 次の
八戸
港
小口混載貨物サービス事業支援助成金
でございますが、
LCL事業者向け
として
コンテナ
1本の輸送に対しまして5万円を助成するものでございます。 今後とも
事業者
と連携を図りながら、当
地域
の
小口貨物
の需要の掘り起こしですとか荷主に対するPRに努めまして、
貿易
の
振興
を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、
八戸
港
東南アジアコンテナ定期航路交流ミッション
について御
説明
いたします。 当
ミッション
の主催は
八戸
港
国際物流拠点化推進協議会
でございまして、
協議会会長
でございます市長を団長といたしまして、10月22日から29日までの7泊8日の日程で
ベトナム
のホーチミンと
シンガポール
を訪問いたします。 当
ミッション
の主な目的といたしましては、
船会社
の
表敬訪問
及び
港湾視察
、
現地調査等
によります
県産品
の
輸出促進
及び
安全性
のPR、
情報交換会
の
開催
によります
八戸
港の
復興
のPRの3点でございます。
ベトナム
につきましては、
経済発展
著しい同国の現状を視察しまして、
販路開拓
の
可能性
を探ること、
シンガポール
につきましては、
震災
後、
太平洋沿岸港
に対する
海外船社
の懸念や不安の声が聞かれる中、
東南アジア航路
で
八戸
港に寄港しております
PIL社
の本社を訪問いたしまして、従来の
協力関係
を確認、強化することが主眼でございます。 なお、
八戸
港と
ベトナム
の
貿易
につきましては、
コンテナ定期航路
で主に釜山、香港で積みかえて
輸出入
がされておりまして、2010年の実績でございますが、
輸出取扱量
が121
TEU
、主な品目でございますが、
ゴム製品
、
水産品
、
紙パルプ繊維
などでございまして、輸入のほうの
取扱量
は74
TEU
、主な品目でございますが、原材料、
工業部品
、
日用品等
となっております。
シンガポール
についても同様に、
コンテナ定期航路
からの接続によりまして
輸出入
をされております。昨年の
輸出取扱量
は77
TEU
、うち主な品目は、
紙パルプ繊維
、
機械部品等
。
輸入取扱量
は
製造食品
、1
TEU
となっております。 続きまして、
仮設施設整備事業
について御
説明
を申し上げます。 当
事業
でございますが、
独立行政法人
の
中小企業基盤整備機構
によります
東日本大震災
を受けて制度化された
支援策
でございまして、
予算規模
といたしましては、第1次補正で10億円、第2次補正で215億円の規模となっております。
事業内容
でございますが、
中小機構
が
市町村
の要請に基づきまして、店舗、
事務所
、
工場等
の
仮設施設
を
整備
いたしまして、
市町村
を通じて被災した
事業者
に貸与するものでございます。
建設
された
仮設施設
につきましては、一定の
貸与期間
を経た後、
中小機構
から市へ無償譲渡されることとなりますが、最終的には、さらに市から
入居事業者
に
仮設施設
を無償譲渡する予定となっております。
仮設施設
の
完成イメージ
につきましては、お手元の
仮設施設整備事業ガイドブック
の4ページに掲載されております写真をごらんいただきたいと思います。さまざまなタイプがございます。
仮設施設
の
整備
のフローにつきましては、別紙の
資料
をあわせてごらんいただきたいと思います。 まずは、
当市
から
中小機構
に対しまして、地元の要望を取りまとめまして、①の
エントリーシート
を提出いたしますと、②になりますが、
中小機構
の
事業推進会議
により承認されました
案件
について
現地調査
、
設計協議
が行われます。
設計協議
が整った時点で③といたしまして、
当市
と
地権者
との間で
土地使用貸借契約
を締結いたします。その後、④、⑤、⑥の手続を経まして、
⑦建築確認申請
後、着工となります。 竣工後、⑧といたしまして、
当市
と
中小機構
で
建物使用貸借契約
を締結いたしまして、
中小機構
は
仮設施設
を
当市
に無償貸与いたします。これを受けまして、⑨になりますが、
入居事業者
が建物の
使用貸借契約
を締結しまして、
当市
は
仮設施設
を
入居希望者
に無償で転貸をしまして、この時点から
仮設施設
への入居が開始いたします。
仮設施設
は、
中小機構
が最長1年間所有した後、⑩ですが、
当市
に無償譲渡することになります。 さらに、
仮設施設整備
後、5年間の
譲渡制限期間
がございますが、それを経まして、最後の⑪のところでございますが、
入居事業者
に
仮設施設
を無償譲渡する予定でございます。 なお、市の財産であります
仮設施設
を
事業者
に無償譲渡する際には議会の議決が必要となりますので、その節にはよろしくお願いしたいと思います。 当
事業
におけます現在進行中の
案件
といたしましては、表にありますように、三菱製紙の
関連企業
5社の工場、倉庫、
事務所
の
建設
、
市川漁協
の倉庫、
事務所
の
建設
の2つの
案件
があります。この2件につきましては、10月末から12月の
入居開始
に向けて今現在、
事業
が進められております。 そのほか、課題の整理中の
案件
でございますが、
八戸
港湾運送、
八戸みなと漁協
、
鮫浦漁協
、
南浜漁協
の
案件
がございまして、現在、
関係者
で
協議
を進めているところでございます。 続きまして、
八戸セミナー
2011の
開催
についてでございます。
八戸
市、
八戸
港
国際物流拠点化推進協議会
、
八戸
市
企業誘致促進協議会
の主催によりまして、
震災
からいち早く立ち上がる
八戸
港の
利用促進
及び
当市
の
立地環境
の
優位性
を
首都圏
及び
中部圏
の
企業
にPRすることを目的といたしまして、7月26日には
名古屋
、27日には東京で
八戸セミナー
2011を
開催
したところでございます。
セミナー
では、
主催者
から、
八戸
市や
八戸
港の概要、被災の
状況
を初め、
八戸
港の
利用促進
ですとか
企業誘致
を図るための
産業振興策
を紹介いたしまして、また、
八戸高専
の
校長先生
ですとか、
当市
に
事業所
を開設していただいております
企業
様方から
基調講演
をしていただいたところでございます。 また、後半の
情報交換会
の場におきましては、個別に
八戸
市や
八戸
港の紹介を行うなど、さらなるPRを行ったところでございます。
名古屋会場
で131人、
東京会場
では439人の皆様に御出席をいただいております。 なお、両会場には、御多用にもかかわらず、当
委員会
の
藤川委員長
、田中副
委員長
にも御参加をいただきました。まことにありがとうございます。 この
セミナー
を通じまして、
八戸
港及び
八戸
市の
コンテナ集荷
を初めとする
貿易振興策
あるいは
立地環境
の
優位性
につきまして、多くの方々に関心を持っていただけたものと思っております。 今後も、
セミナー
に御出席いただきました皆さんと連携をとりながら
八戸
港の
貿易促進
あるいは
企業誘致促進
に努めてまいりたいと考えております。 次、最後ですが、6の
海外販路拡大事業
について御
報告
いたします。 今年度、
八戸
港
国際物流拠点化推進協議会
におきまして、
財団法人むつ小川原地域
・
産業振興財団
からの助成の採択を受けまして、
地場産品
の
海外販路開拓
、
市場リスク
の分散、青森県産食品の
安全性
のPRのために2つの
海外展示会
に出展をしたところでございます。
1つ目
でございますが、
フードタイペイ
2011でございます。こちらは台湾内から4万3000人、国外84カ国から約4300人が参加いたします
アジア最大規模
の
食品関係見本市
でございまして、6月22日から25日の間、台湾の台北市において
開催
されまして、
八戸地域
からは5社が参加しております。
商談会
の
状況
でございますが、
商談件数
が述べ33件、
取引成立
が1件、
継続案件
が延べ13件となっております。また、当方の
ブース
には延べ3306名の方々が来場していただいたところでございます。 取引が成立した
案件
でございますが、
有限会社アルパジョン
の
チーズケーキ
でございまして、8月上旬に台湾に向けて商品が輸出されまして、
台北市内
の百貨店あるいはインターネットで通信販売されているというふうに聞いております。
2つ目
は、
香港フードエキスポ
2011でございます。こちらは24カ国と
地域
から600人以上の
出展者
が参加しまして、73の国と
地域
から1万1500人を超える
トレードバイヤー
が来場する
食品関係
の
見本市
でございまして、8月11日から13日、
中国香港特別行政
区において
開催
されまして、こちらにも
八戸地域
から5社が参加しております。
商談会
の
状況
でございますが、
商談件数
が延べ62件、取引が成立したものは現時点ではまだございませんが、
継続案件
が延べ35件となっております。 また、当方の
ブース
には、延べ2661名の方々が来場しております。 今後でございますが、両
事業
のフォローを行うことは無論でございますが、今回の経験、ネットワークを生かしまして、
関係機関
と協力をしましてさらなる
貿易振興
に取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○
藤川
委員長
ただいまの
報告
について御質問ありませんか。 〔「
なし
」と呼ぶ者あり〕
○
藤川
委員長
ないようですので、ただいまの
説明
については終わります。 ────────────────────────────────────── 7
八戸
港
復旧
・
復興方針
について 8
八太郎北防波堤
の
復旧状況
について ○
藤川
委員長
次に、
八戸
港
復旧
・
復興方針
について及び
八太郎北防波堤
の
復旧状況
についてを一括して
報告
願います。 ◎小岩
建設部
副理事兼
港湾河川課長
それでは、
八戸
港
復旧
・
復興方針
について
説明
させていただきます。
資料
の1ページをお開きください。 3月11日に発生した
東日本大震災
により、
八戸
港は
防波堤
の倒壊、岸壁の損傷など甚大な被害を受けましたが、今後の
八戸
港の再生に当たって、国、青森県、
八戸
市、
港湾利用者等
が
協議
し、
復興策
を取りまとめる
八戸
港
復興会議
が設置されました。 5月23日に第1回会議が
開催
され、8月4日の第3回会議において
復旧
・
復興
に取り組んでいくための共通の
方針
として
八戸
港
復旧
・
復興方針
が策定されました。
方針
については、Ⅰ、早期かつ適切な
港湾物流機能
の
復旧
、Ⅱ、
ハード
・
ソフト
を合わせた総合的な
津波
・
地震防災対策
、Ⅲ、新たな
取り組み
による港の
復興
の3項目となります。
資料
の2ページをお開きください。
八戸
港
復旧
・
復興方針
の
項目ごと
にそれぞれ
説明
します。 Ⅰ、早期かつ適切な
港湾物流機能
の
復旧
では、おおむね2年以内を目指して
八太郎北防波堤
、
航路泊地
、
荷役施設
などの
港湾施設
の
早期復旧
を行うこと。また、
港湾施設
の
復旧
・
復興
の
進捗情報
の発信を行い、大気・海水の
放射線量
の
情報提供
による
風評被害
の解消に努めることとしております。 Ⅱ、
ハード
・
ソフト
を合わせた総合的な
津波
・
地震防災対策
では、
津波防護ライン
の設定や
津波防災
のための
施設整備
、
津波
による
流出防止対策
、今回のような
最大クラス
の
津波
への備え、さらには
ソフト対策
として、
官民一体
となった
防災体制
の構築、
港湾BCP策定
、
避難施設
の確保の検討を行うこととしております。 Ⅲ、新たな
取り組み
による港の
復興
では、増加し続ける
コンテナ貨物
に対応して、
コンテナターミナル
の
機能強化
を検討することや、増加する
大型船舶
に対応した
港湾機能
の確保を検討することとしております。
資料
の3ページをごらんください。 こちらは、Ⅰの早期かつ適切な
港湾物流機能
の
復旧
に関する
港湾施設
の
復旧スケジュール
となります。 それと、別冊で「
八戸
港
復旧
・
復興方針
」をお配りしてありますので、詳細についてはこちらをごらんいただければと思います。 以上で、
八戸
港
復旧
・
復興方針
についての
説明
を終わります。 続きまして、
八太郎北防波堤
の
復旧状況
について
説明
いたします。
資料
の4ページをお開きください。
ページ左下
の写真は、
北防波堤
の
被災状況
ですが、手前から順に
ハネ部
、
中央部
、基部となります。
中央部
は、
八戸
港の
主要貨物
である
コンテナ
、
フェリー
、
飼料等
を取り扱う
八太郎地区
に対して、
ハネ部
は、鉱石、
石油等
を取り扱う
河原木地区
に対し、それぞれ
岸壁前面
及び
航路泊地
の
静穏度
を確保しておりました。 今回の
津波
を受け、
防波堤
の本体である
ケーソン
が転倒や横ずれを起こし
静穏度
を確保できない事態に陥っており、入港できない、あるいは沖待ちする船舶や
荷役障害
が発生しております。
ページ右側
の
段階的施工
のイメージ図をごらんください。
国土交通省
は、6月23日から
中央部
の
復旧工事
に着手しておりますが、
復旧手順
としては、まず消
波ブロック
の積み上げによる
応急復旧
を行い、
八太郎地区
の
静穏度
の改善を図り、その後、段階的に
ケーソン
の設置を進め、
平成
24年度内の概成を目指しております。
ハネ部
については
平成
25年度内の概成を目指すとのことです。
資料
の5ページをお開きください。
復旧工事
の
進捗状況
について御
説明
いたします。 消波据えつけ
工事
は、6月23日から新設する消
波ブロック
の製作に着手し、7月11日からは倒壊した消
波ブロック
の移設に着手しております。
平成
24年1月末までの完了を目指しているところです。
ブロック
の据えつけは約1万1000個を予定しておりまして、崩れた
ブロック
の移設はそのうち約4000個、新設する消
波ブロック
は約7000個を予定しているということです。
ブロック
据えつけ作業は
起重機船
4隻で施工しておりまして、9月10日現在で据えつけ延長約760メートルの40%に当たる約330メートルの据えつけが完了しております。 消
波ブロック
の据えつけ完了後は
ケーソン
の据えつけに着手しまして、
平成
24年度内の据えつけ完了を目指すこととしております。 下の写真をごらんください。 消
波ブロック
据えつけの
進捗状況
ですけれども、赤い線が消
波ブロック
据えつけが完了した部分となっております。
資料
の6ページをお開きください。 最後になりますけれども、消波据えつけ
工事
の
施工方法
について、若干専門的な部分がありますけれども御
説明
させていただきます。 初めに、消
波ブロック移設
について
説明
いたします。 災害により崩れた
ブロック
を、
ブロック
の状態を
一つ一つ
よく確認しながら、
港外側
から
潜水士
により
玉掛け
を行い、
起重機船
により1個ずつ撤去していきます。撤去した
ブロック
は、赤い
点線部分
で示しております据えつけ範囲内に据えつけ状態を確認しながら1個ずつ移設していきます。 次に、②の新設する
ブロック
の据えつけについて
説明
いたします。 新設の消
波ブロック
は、
製作ヤード
からクローラクレーンとトレーラーを使用しまして岸壁まで運搬、仮置きしまして、
起重機船
にて
ブロック
を積み込んで
施工場所
まで海上運搬します。
ブロック
の据えつけは、
起重機船
と
潜水士
で据えつけ範囲内に1個ずつ位置を確認しながら据えつけを行っていくものでございます。 以上、
八太郎北防波堤復旧状況
についての
説明
を終わります。 ○
藤川
委員長
ただいまの
報告
について御質問ありませんか。 〔「
なし
」と呼ぶ者あり〕 ○
藤川
委員長
ないようですので、ただいまの
報告
については終わります。 ────────────────────────────────────── 9
市所管施設等
の
復旧状況
について ○
藤川
委員長
次に、
市所管施設等
の
復旧状況
について
報告
願います。 ◎磯嶋
水産振興課長
それでは、
市所管施設等
の
復旧状況
について御
説明
いたします。 お手元の
資料
をごらん願います。
施設ごと
に6月の
復旧状況
と対比する形で、一番右側の欄でございますが、現在の
状況
を記載しております。 まず、
魚市場関係
につきましては、第一から第三
魚市場
及び
卸売場
につきましては
復旧済み
となっておりまして、盛漁期に入り本格化している水揚げに対応できております。 また、
荷捌き所A棟
及び
B棟増築分
につきましては、
建物本体
の
被害状況調査
が完了しております。A棟の
魚体搬送設備
、
製氷設備
の
被害状況
は現在まだ
調査
中でございます。今後、この
調査
結果を踏まえ、
復旧
のための
実施設計
を行いまして、12
月補正予算
に
復旧工事費
を計上したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 次に、
八戸
市
水産会館
でございますが、現在、
復旧工事
を進めているところでございます。
設計等
に時間を要したところがございまして、
復旧予定
が6月時点で10月末としておりましたが、これが1カ月ほど延びまして、11月末となっております。 第一種漁港、
南浜地区
の5つの漁港でございますが、これにつきましては6月議会の後、
潜水調査等
により判明した
被災箇所等
がございまして、この
復旧工事
に係る
補正予算
を本
定例会
に上程しております。年度内には
復旧
する予定となっております。 なお、
資料
にはございませんが、この他、
水産関係
の
復旧
に関しまして、市内の
水産加工業
、
冷凍冷蔵業
、
製造業
及び
輸送業等
の
企業
による
水産業グループ
が
中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業
の採択を受けており、
復旧
を進めております。 また、
漁協関係
につきましても、
水産業共同利用施設復旧支援事業
による
機器取得費
への補助や
仮設施設整備事業
による
組合事務所等
の
整備
ほか、
共同利用漁船等復旧支援対策事業
による代
船取得
への
補助等
、国の
復旧支援制度
を活用した
復旧
が進められているところでございます。 以上で
説明
を終わらせていただきます。 ○
藤川
委員長
ただいまの
報告
について御質問ありませんか。 〔「
なし
」と呼ぶ者あり〕 ○
藤川
委員長
ないようですので、ただいまの
報告
については終わります。 以上で本日予定しておりました議題はすべて終了いたしました。 そのほか御質問等ありませんか。 〔「
なし
」と呼ぶ者あり〕 ────────────────────────────────────── ○
藤川
委員長
ないようですので、
港湾振興
・
震災対策特別委員会
を閉じます。 御苦労さまでした。 午前10時36分 閉会...
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